唐木仏壇は金仏壇と違って金箔などの豪華な装飾があまりなく、黒檀や紫檀など銘木と呼ばれている木材の美しい木目を生かした仏壇です。落ち着いた重厚な風合いが特徴です。
黒檀・紫檀・鉄刀木などの唐木のほか屋久杉・桑・欅・桜などの素材も使われてます。
唐木仏壇には、宗派による違いはありません。
お洗濯 | 300,000円(税別)~ |
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洗浄クリーニング | 85,000円(税別)~ |
部分修理・修繕 | 15,000円(税別)~ |

洗浄
主に黒檀や紫檀の高級素材が使われている唐木仏壇は本来重厚な美しさを持っています。
しかし、汚れやススが付着しているお仏壇も少なくありません。長年のすすや油煙によって汚れた木部部分を洗浄していき細かな彫り物の部分なども丹念に綺麗にしていきます。
仏様とご先祖さまのために一度唐木仏壇の洗浄・クリーニングをおすすめしております。

金紙張替え
背板の金紙が汚れているといくら木部を洗浄しても、仏壇全体が暗くみえ、汚れた感じが残ってしまいます。金紙の交換はとても重要な作業です。
昔のお仏壇の中にはまれに金箔を貼ってあるタイプもございます。
唐木仏壇の背板の金の部分は、お仏壇専用の金の紙を使用します。
しわができないように張っていく技術がとても難しく、相当の経験が必要になってきます。弊社の熟練した職人が丁寧に張替させて頂きます。
張り替えと、お仏壇がぐっと明るくなります。

紗の張替え
障子の紗の部分も年数が経つと黒ずんできて、破れたりして、どんどん劣化が進みます。
古くなった内扉の障子の紗を新しいものに張り替えます。
組子を外して古い紗を取り替えます。金具、仏具等も綺麗にします。
新しい紗に張り替えただけでお仏壇がぐっと明るくなります。

傷補修
お仏壇の傷を補修していきます。お仏壇のクリーニングの際に補修させていただいております。
傷が深すぎたり、木部の損傷が激しい場合等は、お仏壇をお預かりしなくてはいけないときもございます。
漆・唐木があまりに傷んだ場所は、再度その部分だけ塗り直す修理や割れている場合などは、パテを入れて下地から修理も行います。

艶出し
唐木仏壇はローソクや線香の油煙により、汚れがこびりついて輝きや艶がなくなっていきます。
少しずつ木地を傷めないようにしながら、表面の輝きを確認して慎重に進めていきます。
洗浄して汚れを洗い流した後に、木部に輝きを持たせるために艶を出していきます。専用の艶出し剤を使い、表面をきれいに仕上げます。
細かな彫り物の部分も筆などを用いながら綺麗にしていきます。
- 唐木仏壇の取扱いマメ知識
- 日頃のお手入れには毛ハタキや専用のお仏壇用ふきんをお使い下さい。
油煙のべとつきや白く濁っているように感じた場合は、お湯に浸した柔らかい布を固く絞り、丁寧に汚れを落とした後、乾いた布で乾拭きを必ずしてください
施工内容 | 建三堂工法 基本コース ・汚れ落とし ・艶出し(透き漆) ・障子(紗)の張り替え ・若干の傷補修 ・仏具洗浄 |
基本的にご自宅での作業となります。 持帰り作業の場合、別途費用が発生することがあります。 |
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納期 | 自宅施工で1~3日 (持ち帰りの場合は要相談) |
持帰りの場合、大掛かりな補修が必要な場合がありますので、納期に関しては要相談となります。 |
洗浄時期 | ご購入後30年以上で全体の汚れや破損、障子の変色等が気になる。 | |
幅50cmまで | 85,000円(税別) ~ | 背板等の金紙の張り替えは、別途費用が必要です。 また、金紙の張り替えの場合、背板の取り外し作業等必要になり、分解作業が必要なため、原則として持ち帰り作業となります。 |
幅70cmまで | 113,000円(税別) ~ | |
幅90cmまで | 131,000円(税別) ~ | |
幅110cmまで | 144,000円(税別) ~ |